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摩美々GRAD編感想

GRAD編のシナリオがとても良いなと思った、今までのコミュの踏襲がたくさんあるところ、そのコミュが恒常であるところがとても良いなと思った、という感想文。

 

 

 

既出コミュを思い出す要素が新規コミュに出てくるの、過去から今までの積み重ねとか繋がりとかを感じられてとても好き。

その要素が、「知る人ぞ知る」みたいなものでなく、恒常の、誰でも読むハードルが低いコミュ発祥なのが個人的に嬉しいなと思った。

(摩美々ガシャ限定4連続の後遺症かもしれない。)

 

 

 

さて、思い出した既出コミュは4つ

 


・WING編共通コミュシーズン3

・恒常pSR【裏腹あまのじゃく】の1つ目

・恒常pSSR【トリッキーナイト】の4つ目

・恒常pSR【そのまみみ無気力につき】のTrue

 


どれも、「変わってないけど変わってる」を感じられてとても好き。

 

 

 

GRAD編は、WING編で摩美々がぶつかっていた「アイドルとしてどうしたいのか」という壁に再びぶつかった。

WING編ではその壁に対して「目の前の仕事を精一杯やっていきながら、これから目標を見つけていこう」という形で折り合いをつけた。

その折り合いの付け方自体は何も間違っていないと思うけど、壁は言わば先送りになった状態だったから、3年目のシナリオでまたその壁としっかり向き合わせてくれたのがとても良かった。

そのWING編と「変わっていない」壁に対して、GRAD編の摩美々はPと話す前から自分で新しいブルゾンを買って、どうしたいかに向かって進んでいて、WING編から「変わっている」。その変化がとても良いなと思った。

 


WING編で、摩美々はアイドルになる前「生きている意味がわからない、は大げさだけど、何かをやりたいと思ったことがなかった」という話をしてくれる。私の感情を狂わせたきっかけのエピソードである(余談)。

そんな摩美々が……初めてのブランドで買ったブルゾンで……「これでコーディネート組んでみたい」って……言ったんですよ……「自分がやりたいと思うこと」に出会ってるんですよ……変化という言葉では片付けられないくらい大変なことですよ……そんな感じです……

 


(なお「どうしたいか、でいいんだよ」という某劇場版の某アイドルの言葉も思い出してこちらの感情はさらに大変になります)

 


「やりたいこと」に向かって頑張っていくこれからの摩美々がどうなるのか、とても楽しみ。

 

 

 

そして最初期pSRである裏腹あまのじゃく。これとGRAD編で共通しているのが「摩美々がレッスンに来ない」というところ。でもレッスンを忘れていたか、わざと行かなかったかというところは違う。さらに、レッスンの替わりに何もしていなかったか、何かしていたかというところも違う。

 


GRAD編でレッスンをサボったこと、個人的には少し衝撃だった。これまで摩美々を見てきた中で、視野が広くて思慮深くて面倒見がいいという印象が自分の中に根付いていたから。でも確かに感謝祭のエンディングで、まだまだ独り立ちができないくらいには悪い子って言ってたー!あー!ここで悪い子出してくる布石はすでにあったんだなー!あー!そういう意味で俺たちは完全に手玉に取られてるわけだ!好き!悪い子アピール!愛しいな!でも裏腹の時もPに今日のことごめんなさいって言うし今回もはづきさんにケーキ買って行こうとするしそういうとこ本当にいい子だと思う!かわいいな!

 

 

 

そしてトリッキーナイトの話。

親からもらったピアスをライブ中に失くした摩美々が、Pと一緒に探すエピソード。その中に「簡単に手放せないものがあるって、大変だよなぁ」というPの言葉がある(選択肢分岐後)。

GRAD編では、2つの気持ちを天秤にかけてみたけど答えは分からないと言う摩美々に対して「ありがとうな、真剣に向き合ってくれて……簡単に手放さないでいてくれて」というPの言葉がある。

そういう……同じ言い回しを時を経て使ってくるの……好きなんだわ……!

摩美々は簡単に手放せないものを手放さない子であって、その上で、摩美々の中でアイドルが簡単に手放せないものになってるっていう流れが本当に好き。

 

 

 

最後に無気力まみみのTrue。

この時のコミュタイトルが「遠回りをしよう」なので、GRAD編のエンディングの「寄り道も悪くない」って話に重なって。言葉は違えど、その意味合いは近いものがあると思う。

ただ「遠回り」は、仕事が終わってもう解散ってタイミングで、まだPと一緒にいたいから(おそらく)なわけで。摩美々がアイドルになった理由である、「プロデューサーといたら面白そうだと思った」が表れてて。

それに対して「寄り道」は、それだけの理由でなった「アイドル」と真剣に向き合ったことを表してて。

言葉の意味合いは似ているのに、全く違う内容であり変化を表してくるところがとても好き。

 

 

 

新しいコミュのたびに、今までの積み重ねを感じさせてくれるシャニちゃんのことが好き。おしまい。