私は時々ホットケーキを焼きます。今日も焼きました。とても美味しかったです。今日も「天才かもしれん」と思うほど綺麗に焼くことができました。
一部のフォロワーはお気付きかもしれませんが、「天才かもしれん」という一言と共に、焼き色が綺麗なものの写真をツイートもといポストする習性が私にはあります。「天才だ」ではなく、「天才かもしれん」なのが大きなポイントです。
画像は確かに綺麗な焼き色です。とても天才みがあります。が、それは片面だけの話なのです。もう片方も綺麗に焼けるかは分かりません。
「めちゃくちゃ綺麗に焼けたぞ!天才だ!」
「しかしもう片面も綺麗に焼けるとは限らない…」
「とはいえ片面はめちゃくちゃめちゃくちゃ綺麗に焼けた!嬉しい!!!」
この3つの気持ちが合体して、「天才かもしれん」は成り立っているのです。
実際のところ、「天才かもしれん」とツイートもといポストした後にひっくり返してみたら、真っ黒だったりします。両面とも綺麗に焼けても、中まで火が通っているか確認するために真っ二つにしたりします。でもその工程はツイートもといポストしたりしません。上手くいったところだけ、綺麗に見えるところだけを表に出しているのです。これがインターネットの恐ろしいところやでぇ…。
なので、もしホットケーキを上手く焼けなかった時に、上手く焼いている他人を見て「他の人はみんな綺麗に焼いているのに、どうして自分は上手く焼けないんだ…自分なんて駄目だ…」と思うことはないのです。他人の真っ黒に焦げてしまった面は、自分からは見えないところに隠してあるだけなのです。
自分のホットケーキの綺麗なところを見つけて「天才かもしれん」と思う、そんなメンタルでいたいものですね。
ホットケーキ綺麗に焼けて嬉しい!の話がなんでこんな話になったのかは、私にも分かりません。天才じゃないかもしれん。